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 1月22日

 上手くなるには。

 絵の上手い人というのは技術的なものに加えて、物をよく見ている。料理の上手い人は、味覚にも優れている。物を描く技術やレシピなんていうものは、学ぼうと思えば簡単に学べるけれど、観察眼を磨いたり、味覚を鋭くしたりすることはなかなか難しい。

 この頃How to Bookなんかがよく売れているけど、勘違いしてはならない。何かをマスターするときに大事な能力というのは、「こんなときにはこうする」といったような方法論ではなくて、「今がどんなときなのか」ということを感知する能力である。つまり、何かを出力する能力よりも、入力する能力の方が重要なのである。

 リネージュで狩りが上手くできる、ということにも同じようなことがいえる。はめ狩りや範囲狩りの手法を知っているとか、ヒールのタゲあわせができる、なんていうことよりも、「周りの状況が把握できる」ということが大事なのだ。

 仲間が何をしようとしているか、自分に何が期待されているのか、自分に何ができるのか、画面の内外で何が起こっているのか、こういったことを把握する能力があるプレイヤーはおのずと上手い狩りができるのである。最低でも危険を察知するという能力があればENDすることはほとんどなくなるだろう。

 さて、それでは問題です。面白いことを言うのに必要な能力とは?

 1月15日

 金貸しシャイロック。

 旦那様、あなたはこの前の水曜日に、わしにつばを吐きかけなさいましたね。それに、わしを犬とお呼びになったこともございましたね。そういうご親切に対して、「わしはあなた様にお金をお貸しいたしましょう」と、申せばよいのですか。
 (『ヴェニスの商人』シェイクスピア、シャイロックのセリフより)

 『ヴェニスの商人』に登場するユダヤ人の金貸しシャイロックのことを知っていますか。劇中シャイロックはとことん悪人として描かれています。借金の形に主人公アントニオの肉を1ポンド切り落とそうとする様はまさに鬼です。

 シャイロックをひどい奴だと思いますか。しかし、あなたが誰かにお金を貸して、それを返してと催促するとき、相手からはあなたのことがシャイロックのように見えているのです。それでも、あなたが貸す側なら問題はありません。請求しなければ済む問題です。それができないならもともとお金を貸すべきではありません。お金を貸すときにはシャイロックになる覚悟が必要なのです。

 問題は、お金を借りるときです。お金なんて借りないほうがいいのは、言うまでも無いことですが、それでもどうしても借りてしまったとします。このとき、たとえ小額であったとしても、それを放置したり忘れたりするのは論外です。しばらく放置してしまったとしても、相手は何もいってこないかもしれません。しかし、決して忘れたわけではないのです。逆の立場だったら忘れないでしょう。相手が忘れたと思いこんで、しめしめ得をしたなどと考えてはいけません。あなたは、信用という大事なものを安売りしてしまったのです。

 お金を貸した側にとって「返してくれ」と、切り出すのはとても勇気のいることです。当然の主張であるのに、まるで貸した側が強欲であるように思えてしまうのです。親切にお金を貸してくれた人に、このようなことを言わせてはいけないのです。

 シャイロックに、上のように問われた主人公アントニオはこう返します。

 私はまだお前をそう呼びたい気持ちだし、つばを吐いたり蹴飛ばしてやりたいとも思っている。もし、お前が私に金を貸してやりたい気持ちを持っているのなら、友達としてではなく、敵に対して貸すつもりでするんだね。そうすれば、もし私が約束を破ったとしても、お前は公然と罰金を取り立てられるだろうよ。 
 (同、アントニオのセリフより)

 1月14日

 クラン日誌。

 今の便箋システムについては色々いいたいこともあるけれど、マイナス点ばっかり見ても仕方が無いので、せっかく便箋が邪魔にならなくなったことを活かして、クラン日誌を復活してみようと思います。

 過去のクラン日誌については、シェリークラン伝にあるので読んで頂ければ、雰囲気はつかめると思います。あんまり気張らずに、軽い気持ちで書いてもらえれば、それだけで結構伝わるものです。毎日INしたら血盟便箋を見るのがひとつの楽しみになるように続けばいいな、と思います。

 今日あったこと、クラハンのこと、レアが出た、悩んでること、ポエムなんでもいいです。面白いことなんて書こうと思わないでください。日頃のShellyを見てればわかるように、面白いことを言おうとすると面白くなくなるんです。それが真理ってもんです。

 一応ルールとしては、その日書いた人が次の日に書く人を指定できる。指定が無い場合は誰が書いてもよい。タイトルは○月○日の日誌とする。毎月一ヵ月分の日誌をこのHPにアップする。その月の最も素晴らしかった日誌には何かいいものを贈ります。(独断と偏見)と、言ったところでしょうか。

 *注意*

 血盟便箋の下のほうにあるDeleteを押すと、全員の便箋が消えてしまいます。削除は送信者もしくは私が行いますので、Deleteは押さないでください。

 1月12日

 リネージュ最期の日。

 何はともあれ、自分とリネージュとについて考えるいい機会には、なったのではないでしょうか。なんだか昔どっかで見たようなことのあるフラッシュはいただけませんが・・・。

 もしもあと数時間でリネージュが終ってしまうとわかったとき、

 あなたは誰にウィスパーを送りますか。

 そして、何を伝えますか。

 どうしてあなたはそれを伝えるのをそのときまで待っているのですか。

 1月11日

 バカボンのパパは、バカボンが生まれる前からバカボンのパパだった。

 クラン内でクラス名を名前として呼ばれることがあるのはプリだけだ。たとえクラン内にナイトが一人しかいなかったとしても、その人を「ナイト」などと呼ぶことはない。それは、君主だけがキャラクターにではなく、プレイヤーに期待される役割だからであろう。私がウィザードキャラクターを操作していてもやっぱり「プリ」だし、プリンセスキャラクターが他に在籍していたとしてもその人が「プリ」と呼ばれることはない。

 Shellyは君主クラスだけれど、Shellyをプリだと思っていてくれる人がいるからこそプリなんだなぁ、とつくづく思った。

 バカボンのパパのパパは、バカボンのパパが生まれる前から、バカボンのパパのパパだったのかなぁ・・・?